
院長 青木 裕太郎
朝霞厚生病院は昭和58年に設立し、地域の声に耳を傾け、地域と共に歩んでまいりました。
私がこの病院に来た30年ほど前は、近隣に脳外科の病院がなく、救急の患者さんの対応で昼夜問わず目まぐるしい日々を送っておりました。
そんな中でも患者さんから感謝の言葉を聞くたびに、より地域の支えになれるよう心が引き締まる思いを感じ、私たちが地域の医療機関として応えるべきことを話し合い続けてきました。
現在では地域医療の整備と共に当院の役割も変化し、身体的な治療だけでなく、予防医療や社会的支援など本人やご家族の安心な日常生活を支えることが重要だと考えております。
症状が似ていても一人ひとり生活環境は違います。
患者さん一人ひとりを自分のことのように考え、最適な医療を提供できればと思っております。
春になると黒目川沿いの桜の木々が満開になり、その景色を病室から見るのが私のお気に入りです。
町の皆さんともお喋りをして苦楽を共にしていける朝霞厚生病院であり続けたい。
これからも日々努力を続け病院一丸となり、地域に貢献していく所存でございます。